『アーセナルvsウルブス』
こんな試合になるとは思っても見ませんでした。
終わってみれば勝利ながら、試合中は展開に次ぐ展開。
序盤からアーセナルが押し込み、まさかのスケリー退場。からの後半は何故か人数が足りないアーセナルの猛攻に人数減を感じさせない攻撃。そしてゴメス退場でアーセナル優勢。フィニッシュ。
色々な意味での展開が多く、振り幅が広い。
それにしても一人足りなくなってからのアーセナルのプレーぶりには驚かされましたね。
ハヴァさんの圧倒的なデュエル数。(チャンスを尽く防がれるのは何かツイて無さは感じるところ)
ライスの神出鬼没なポジションとロールの変幻自在さ。(マジでFW、MF、DF全ての役割をそつなく全うするエグみ)
というのはありましたが、個人的に一番影の功労者はパーティだったんじゃないかと。
ロングボール3/3、地上戦7/9、インターセプト2、タックル5。
スタッツ以上に、安定感のあるプレーメイク、ジョルジやライスのような攻撃時の引き出しは無いものの、攻守において卒なくあくまでも無難に問題なくこなしていたというのはこの試合大きかった気がします。
何より中継役としてのボールの引き出しや受け渡しがスムーズで、綺麗に捌いていた印象がありました。
色々とあり、かつ不在者が多かったゲームにおいて、安定感をもたらす中盤でのプレーというのはパーティだからこそコントロールできたのではないでしょうか。
正直あのレッドは無いと思いますよ。むしろゴメスの方が見るからに一発レッドだったと思いますよ。
でも、それを言っても始まらない。
それらを姿勢として至って冷静にこなしていたのがパーティだったのかなと。
カラフィオーリがゴールを決め、アルテタのもとに選手が集まった際も、アルテタとパーティが真剣に何かを確認していたのは印象的でした。
終了後にピッチ上でハヴァさんが倒れていたのが気にはなりますが、満身創痍は相変わらずのアーセナル野戦病院、順調にスタートです。
では。