バディ映画の新境地!『ウルフズ』クルーニー×ピット再共演が炸裂するApple TV+の注目作
『ウルフズ』www.youtube.comジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが「バーン・アフター・リーディング」以来16年ぶりに共演し、同じ事件現場で鉢合わせした2人のフィクサーの共闘を描いたクライムアクション。重大事件を隠蔽する裏社会のもみ消し屋=フィクサーのジャックは、ある男を始末する依頼を受ける。早速現場へ足を運んだものの、そこへもう1人のフィクサーであるニックが現れ、なぜか同じ依頼を受け...
View Articleスタイリングで語る『ジョゼと虎と魚たち』、冬に響く空気感と名作の記憶
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』色褪せないあの頃。当時観た時、とにかくスタイリングが格好良く、妻夫木聡が一番輝いていたように見えた印象があった本作。寒々しい2025年の幕開けと共になぜだか無性に観たくなるのは映画自体が纏う空気感の成すところだろうか。とりわけスタイリングでの印象が大きく、クレジットを観ていた時に出てきた”伊賀大介”という名前を忘れられなかったのも思い出の一つ。その後色々な雑誌で伊賀...
View Article『H BEAUTY&YOUTH』のダブルライダース、革の質感とディティールが極上だった話
『H BEAUTY&YOUTH エイチ ビューティーアンドユース LEATHER DOUBLE...
View Article『アーセナルvsウルブス』スリル満点の逆境劇!退場者続出でも勝利を掴む展開とは?
『アーセナルvsウルブス』こんな試合になるとは思っても見ませんでした。終わってみれば勝利ながら、試合中は展開に次ぐ展開。序盤からアーセナルが押し込み、まさかのスケリー退場。からの後半は何故か人数が足りないアーセナルの猛攻に人数減を感じさせない攻撃。そしてゴメス退場でアーセナル優勢。フィニッシュ。色々な意味での展開が多く、振り幅が広い。それにしても一人足りなくなってからのアーセナルのプレーぶりには驚か...
View Articleパステル舞う天空の城ホテルローヤル~相模湖編Ⅰ~
『パステル舞う天空の城ホテルローヤル~相模湖編Ⅰ~』廃墟theリバイバル。以前のトライからおよそ5年。今回は神奈川県相模湖にあるホテルローヤルへ。最初からこちらへ向かったように思われるような書き方ですが実は「ホテルサンヒルズ相模湖」こそが当初の目的地でした。ではなぜ目的地が変わってしまったのか。いつも通り無計画につき、近くまで到着するも見つからず。絶対この辺だというところまで突き詰めても見当たらない...
View Articleパステル舞う天空の城ホテルローヤル~相模湖編Ⅱ~
『パステル舞う天空の城ホテルローヤル~相模湖編Ⅱ~』さあどうしたものか。blcrackreverse.com同行したKによるとさきほど見えた2Fのドアがとんでもない形に変形しているとのこと。なので活路を見出しつつ、引き続き周辺を撮ることに。やはりというか周辺だけでも画になる。計器類の鈍い輝きに映える金属模様。廃墟と計器はどうしたって相性が良い。そしてここでもパステルが生き生きと。なぜこのローヤルには...
View Articleガンダムとエヴァが邂逅!『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』が映画界に新旋風
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』www.youtube.com「エヴァンゲリオン」シリーズのスタジオカラーと「ガンダム」シリーズを手がけるサンライズがタッグを組んだアニメ「機動戦士Gundam...
View Articleパステル舞う天空の城ホテルローヤル~相模湖編Ⅲ~
blcrackreverse.comblcrackreverse.com扉を開けるとパノラマの日差しを浴びたような光景が広がる。ギリシャの神殿を思わせる退廃と建築の美学、燦然とした光が充足した空間に冷えた空気が心地良い。吹き抜ける空気の寒さを孕んだ天空の庭園とでも言おうか。この高さでオープンに開かれた人工的空間というのは室内であって室内で無い、独特の解放感に満ちている。片隅にあるのは時代の産物という...
View Article『アーセナルvsマンチェスターシティ』神試合!瞬殺ミドルと伝説の逆転劇が炸裂!
『アーセナルvsマンチェスターシティ』とんでもないことになりました。週明け早々、兎にも角にもお祭り騒ぎが止まらない。前回の激戦からこの流れ、実に痺れました。入りから両者ともにバチバチだったわけですが、現状の調子の良さ、ノリに乗っているというのはアーセナルの方が感じられたスタートでした。プレスのハメが特に顕著で、ヌニエス側を高めにしたシティの意図を汲み取りつつ、的確、高速なプレスがとにかく効いていた。...
View Articleパステル舞う天空の城ホテルローヤル~相模湖編Ⅳ~
『パステル舞う天空の城ホテルローヤル~相模湖編Ⅳ~』blcrackreverse.comblcrackreverse.comblcrackreverse.comさらに下の階に降りると日の入り方がマイルドで陰りと調和がとれてきた時間帯。そうした時間、フロアによる、経過した光のニュアンスを楽しめるというのも階層がある建物ならでは。濃淡入り混じるカラーリングがいっそう魅力的に映り、対比的な色合いが光と柔和...
View Article無印の「シンプル美」とMAWAの「滑らなさ」で完成するハンガー最適解
『無印の「シンプル美」とMAWAの「滑らなさ」で完成するハンガー最適解』ハンガーを色々と試していたのですが、いったんはこれだというものにいきついたので備忘録的に。通常使うもの、洗濯を干すときからそのままクローゼットへかけれるもの。出来るだけ手間は少ない方が良いですからね。まずもっての絶対条件が洗濯後の肩出てしまう問題。乾燥後に肩のラインなどが出てしまうものは出来るだけ避けたい。完全にと言うのは不可能...
View Article『決壊』が暴き出す“わからなさ”という不安の正体
『決壊』上下巻合わせて1,000ページ近くもある作品ながら、さくさくと読めてしまう。ドストエフスキーからの影響を受けていたころ、書かれたと述べられている通り、その内容には根源的な”罪と罰”めいたテーマが横たわる。となると読みづらそうに感じてしまうところ、それでも読み易いというのは舞台設定の現代性や事象の近接さによるところなのか。展開のフックやにおわせの文脈が連綿と繋がっていくところにも、その興味をド...
View Articleアニメ版『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は希望か絶望か?映画との違いを語る
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』www.youtube.com東京でハイテンションな女子高生ライフを送る、小山門出と“おんたん”こと中川凰蘭。ふたりが暮らす街の上空には、3年前の8月31日、突如宇宙から出現し未曽有の事態を引き起こした巨大な〈母艦〉が浮かんでいた。非日常が日常に溶け込んでしまったある夜、仲良しクラスメイトに悲劇が起こる。衝撃と哀しみに打ちのめされるふたり…。その後、...
View Articleパンキッシュな語りと落語的余韻!『くっすん大黒』の妙
『くっすん大黒』奇想天外にして日常。まさにそうとしか言いようの無い物語性が詰まっている。語り手のパンキッシュな部分と独特な感性が成せる技があり、描かれる物語の日常に異質さが垣間見える。時代性というか、落語的な面白さもあり、だらだら進むようなお話にあって、顛末の潔さが心地良い余韻として残る。なんだろう、文章的なリズムも独特だし、文体の軽妙さも相まり、本当にコミカルななにかを見せられているような。一番印...
View Article『アーセナルvsレスター』ヌワネリの神プレー炸裂!アルテタ采配の魔改造劇とは?
『アーセナルvsレスター』11スターリングとサーモンの関係性悪くないな21ヌワネリこういうプレー距離感わかってるな32マガリャンの鋭い縦パス最近間々あるけど良い39体制崩したとこであのパスの選択はさすがウーデ50サリバのハイ目のチェイス押し込みは効いてくる56ティンバーの小技効いた感じ良き60あのテンポで打てるってヌワネリさんヤバい67やっぱりサリバ69トラップの上手味、ヌワネリ72スケリーの絶妙な...
View Article『ウォーレン・バフェット氏になる』──成功を生む「読書・ルーティン・集中力」の真髄
『ウォーレン・バフェット氏になる』この魅力的なドキュメンタリーは、世界で一番リッチな人物の一人であるにも関わらず、生まれ故郷のネブラスカ州オマハで質素で慎ましくさえある生活を送るウォーレン・バフェット氏の驚くべき人生・キャリア・信条を描く。HBOらしく、魅せるドキュメンタリー。名前を聞いて知らない人はいないのではないかというほど有名になったウォーレン・バフェット。あくまでも投資や金融界隈ではでしょう...
View Article理解不要、感じろ──『ワイルド・アット・ハート』で彷徨うリンチ的“暗黒夢物語”
『ワイルド・アット・ハート』www.youtube.com鬼才デビッド・リンチ監督がニコラス・ケイジ主演で放つバイオレンスなラブストーリー。ある日、恋人ルーラの目の前で襲いかかってきた男を返り討ちにし、殺してしまったセイラー。その男は、娘に異常なほどの愛情を持つルーラの母マリエッタが送り込んだ刺客だった。2年間の刑期を終え出所したセイラーは、ルーラを連れてカリフォルニアへと旅に出る。マリエッタは再び...
View Article理屈抜きで最高!Charli XCX『BRAT』の魔力
最近聴いているアルバム、楽曲なども振り返れるよう、ぼちぼちと書いていこうかなと思いまして。そんな一発目、年明けから異様に聴いているのがCharli...
View Articleデヴィッド・リンチの“静寂”が語るもの──『ストレイト・ストーリー』の魅力
『ストレイト・ストーリー』www.youtube.comアメリカ・アイオワ州に住む73歳のアルヴィン・ストレイトは、娘のローズと二人暮らし。ある日、10年来仲違いしていた76歳の兄ライルが心臓発作で倒れたという電話が入り、アルヴィンは兄に会いに行くことを決意する。ライルが住むウィスコンシン州までは560キロ。車で行けば1日の距離だが、何とアルヴィンは時速8キロのトラクターで旅に出た。リンチが描くハー...
View Article『アーセナルvsクリスタル・パレス』ラヤ爆走!疲労と歪みが限界を迎えた夜
『アーセナルvsクリスタル・パレス』11メリーノ前線いると空中戦は強いな21カラフィオーリの思い切りの良さはわりと好き41メリーノの判断とライスの飛び出し抜群57チェンコくらいテンポ良く放した方がいい気がするな82サーモンの切り返しのキレ正直厳しい。今シーズン見てきて、ポジティブ要素が少なすぎるというか、無いというか。パレス自体がそこまで良かったかと言われればそういうわけでもなく、単純にアーセナル側...
View Article『オン・ジ・エアー』(On the Air)—予測不能な笑いとリンチ的美学の融合
『オン・ジ・エアー』(On the Air)www.youtube.com『オン・ジ・エアー』(On the...
View Article『アーセナルvsノッティンガム・フォレスト』高強度×ハイテンション!見応えは抜群だが・・・
『アーセナルvsノッティンガム・フォレスト』8ジョルジやっぱ上手っ、なターン9ライスの鬼寄せ14マガリャンの判断力17ウーデのいなしも今日は冴えてる32ヌワネリ、ワンタッチ上手い40ヌワネリのターンお見事です47ティアニーはああいう外でのプレーはクロス以外でも質高いな52ティアニー良さ出るな、さすがのクロス54ティンバーのフェイクはキレがあるな71サリバの度胸と間一髪の判断83メリーノのフリックは痺...
View Article謎の個体M65M51フィッシュテール
ミリタリーアイテムの魅力として、個体ごとの細かいディティールであったり時折出てくる変な個体だったりにも魅力を感じるわけですが、今回の私的名品はこちら。『謎の個体M65M51フィッシュテール』パッと見M51フィッシュテールかと思ってみたらちょっと違う。M65なのかと思ってもなんか違和感がある。そんな感じで試着してみると着用感は完全にフィッシュテールの感じなんですよね。サイズ感の問題もあってか、肩はそこ...
View Article『マルホランド・ドライブ』4Kリバイバル鑑賞—音響に震え、理想と現実の狭間に迷い込む
『マルホランド・ドライブ』www.youtube.com「ブルーベルベット」「ワイルド・アット・ハート」の鬼才デビッド・リンチが、ハリウッドを舞台に2人の女が織りなす物語を悪夢のように不条理な展開で描いたミステリードラマ。ロサンゼルス北部の山を横断する曲がりくねった道路“マルホランド・ドライブ”。ある夜、車の衝突事故が起こり、唯一の生存者である女は傷を負ったままハリウッドの街にたどり着く。高級アパー...
View Article歴史的快勝!『アーセナルvsPSV』アウェイで7発の衝撃~UEFAチャンピオンズリーグ ベスト16 1st leg~
『アーセナルvsPSV』~UEFAチャンピオンズリーグベスト16 1st...
View Articleデヴィッド・リンチShooting~田園調布編Ⅰ~
2025年1月16日。デヴィッド・リンチ死去。リンチ追悼から作品を観返しているわけですが、作品を観れば観るほど、それっぽい風景を切り取りたくなる。そんなわけで都内近郊で行ったことがなく、路線図を見て気になった”田園調布”へ。通過することはあれど、降り立ったことはない駅、田園調布。特段目的地に固執することも無いので、とりあえず降り立ちました。日時は2025年2月22日。スタートからリンチと言えばコーヒ...
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